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生活保護の悪用例はどんなものがある?生活保護の実態とは

不正受給

生活保護は最後のセーフティネットと呼ばれているように、様々な制度を活用したり、検討した結果、それでも生活が苦しい人を救うための制度のため、取りこぼしがないように、対象者を幅広く設定しています。

しかし、生活保護の対象者を幅広く設けた結果、救われる人も大勢いる一方、中には生活保護を悪用する人もいます。

そこで、このページでは、生活保護の悪用例には一体どんなものがあるのか?悪用した場合のペナルティはどうなるのか?等について、詳しくご説明します。

生活保護の不正受給を見つけた!通報したらどうなる?
生活保護制度は最後のセーフティネットと呼ばれており、収入や資産がなく生活に困ってしまった場合に、国から健康で文化的な最低限度の生活を送れるだけのお金を支援してもらえる制度です。 病気や事故等により、いつ誰がどういう理由で生活できない状況にな...
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収入があるのに申告しない

生活保護の悪用例の1つ目は収入があるのに、福祉事務所に申告をしないことです。

生活保護の受給開始後、収入が発生した場合は、必ずケースワーカーに収入申告をしなければいけません。

ケースワーカーとは?仕事内容は?
生活保護受給者には、必ずケースワーカー(CW)と言う担当の人がつきますが、このケースワーカーとは、そもそも何者なのか?どういう仕事をするのか?よくわからないと思います。 そこで、このページでは ケースワーカーはどうい人なのか? 仕事内容は?...

これは、就労収入に限らず、年金収入や扶養義務者からの仕送り、生命保険・不動産等の資産売却益など、どんな種類のものであっても、何らかの収入が発生したら福祉事務所に届けなければいけません。

生活保護は働きながらでも受給できるの?仕事で得た収入の取り扱いは?
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生活保護は年金があっても受けられる?年金収入の取り扱いは?
生活保護受給中に年金収入を得た場合の取扱いについて詳しく説明しています。
仕送りする際の注意点
生活保護の申請をした場合、親族に対して扶養義務調査が行われます。 絶対的扶養義務者と呼ばれる直系血族及び2親等以内の親族 (祖父、祖母、両親、兄弟姉妹、子、孫等)に対しては必ず援助ができるか どうかの調査が行われます。 ※相対的扶養義務者と...

もしも、収入を申告しなかった場合は、不正受給となるため、ペナルティとして、不正受給した分を徴収金として、徴収されてしまいます。

生活保護の不正受給とは?不正受給の対策や対応はどうしてる?
生活保護は皆さんが払っている税金を原資としています。 そのため、生活保護の不正受給は悪いことだ!生活保護費を不正受給するなんて許せない!と言う声を市民の方から、よく頂きますが、そもそも不正受給とは何なのか?詳しくご存知でしょうか? 実は一般...
生活保護法第63条返還金と第78条徴収金の違いとは?
福祉事務所は本来支給する金額よりも多くの生活保護費を支給してしまった場合に、 生活保護法第63条返還金又は生活保護法第78条徴収金を根拠に 生活保護者から返還又は徴収することができます。 返還金も徴収金も生活保護受給者から生活保護費を返しも...

この場合、悪意を持ってわざと収入申告をしなかったのか、それとも本当に知らなくて収入申告をしなかったどうかは、一切関係ありません。

善意にせよ、悪意にせよ、ペナルティは全く一緒です。

なお、収入未申告として、よくある例は、高校生のバイト代です。

生活保護受給者がパート・アルバイトした場合の収入認定や注意点
生活保護の受給が始まると、自立に向けた取り組みをする必要があります。 病気がある人は、まず治療に専念する必要がありますが、病気の状態が軽度の場合や健康な場合は、経済的な自立に向けて就職活動をしなければいけません。 とは言え、いきなり正社員や...

高校生は未成年のため、収入申告をしなくて良いと勘違いしている受給者が多いですが、生活保護受給者であることに変わりはないため、高校生のバイト代であっても収入申告しなければいけません。

ただし、高校生の場合は基礎控除に加えて、未成年者控除も付くため、キチンと収入申告をすれば、生活保護から引かれる金額は、かなり少額に抑えることが可能です。

生活保護における給料収入の取り扱いは?収入申告しないとどうなる?
生活保護受給中に給与収入を得た場合の取扱いについて詳しく説明しています。

ちなみに、「バレなきゃ良いのでは?」と考える方もいらっしゃると思いますが、収入関係については、毎年税務調査等を行っていることから、まず100%バレるため、必ず申請するようにしましょう。

収入調査
生活保護を申請すると収入調査が行われます。調査内容について詳しく説明しています。

タンス預金や証券等の資産を隠し持っている

生活保護の悪用例の2つ目は資産があるのに、福祉事務所に申告をしないことです。

生活保護を受給する際には、現在持っている資産等をすべて活用しなければいけません。

これは義務のため、本来は自己申告によって、行われなければいけません。

しかし、中には資産があることを隠して生活保護を受給しようと企む方もいるため、生活保護の申請・受給を開始すると、銀行口座や証券口座、生命保険の加入状況等、様々な資産状況について調査が行われます。

生活保護の預金調査でばれない口座はある?銀行口座調査の方法や範囲を解説
生活保護を申請した時や生活保護受給中は定期的に様々な調査が行われますが、その調査の中に銀行口座を調査する金融機関調査と言うものがあります。 この金融機関調査により、生活保護受給者が所有する銀行口座に現在いくらお金が入っているのか?未申告の入...
保険調査
生活保護を申請すると保険調査が行われます。 調査内容について詳しく説明しています。

そして、その調査の結果、預金があったり、貯蓄型の生命保険等に加入していることが判明すると、ケースワーカーから解約等をして、生活費に充てるように指導指示を受けることになります。

生活保護を受給すると生命保険はどうなる?解約せずに継続する方法とは?
生活保護受給者が生命保険等に加入している場合の取扱いについて詳しく説明しています。

しかし、中には調査漏れが生じる場合があります。

その代表例がタンス預金です。

タンス預金は訪問調査によって調査するしか方法がないんですが、訪問調査においても、生活保護受給者の許可がなければ、タンス等を開けて調べることはできません。

訪問調査
生活保護を申請すると訪問調査が行われます。 調査内容について詳しく説明しています。

そのため、調査権限の限界を悪用して、生活保護受給者の中にはタンス預金やカバンの中にお金を隠し持っている方がいます。

実際に私が見た悪用例では、カバンの中に100万円の束を隠し持っていたケースがありました。

なお、現金等の資産を隠し持っていたことが判明した場合は、不正受給となり、徴収金が発生します。

徴収金を引いた後も、3ヶ月以上の生活ができるだけの生活費が手元に残った場合は、生活保護が必要ないため、廃止となります。

Q 「生活保護の廃止」「生活保護の停止」「支給なし」って違うの?
Q  「生活保護の廃止」「生活保護の停止」「支給なし」って違うの? A  どれも月々の生活保護費の支給はありませんが全く違います。 毎月1日の生活保護費の支給がないところは共通していますが 「生活保護の廃止」「生活保護の停止」「支給なし」で...

世帯員数を誤魔化して申請している

生活保護の悪用例の3つ目は、福祉事務所に世帯数を誤魔化して申請することです。

生活保護の支給金額である最低生活費は世帯員の人数や年齢をもとに算出しています。

生活保護の最低生活費とはいくら?最低生活費の計算方法は?
よく生活保護制度の中で、「最低生活費」と言う単語を聞くと思います。 それもそのはず、生活保護の条件が「世帯の収入が最低生活費以下であること」なので、最低生活費が非常に重要な指標となります。 しかし、ケースワークの現場でも、実際によく使う言葉...

そのため、生活保護費の支給金額は世帯員が増えれば増えるほど、支給金額が増えることになります。

生活保護の支給金額を増やす方法
生活保護費の支給金額(=最低生活費=生活保護の条件)は、 一律ではありません。 地域や世帯の状況によっても支給金額がガラリと 変わります。 誰しも、生活保護費をもらえるなら、 できるだけ多い金額をもらいたいのではないでしょうか? このページ...

そう聞くと「なるほど、本当は、一緒に住んでいない人を一緒に住んでいることにして生活保護を申請している悪い人がいるんだな」と思う方が多いと思いますが、意外とそういう方は少なくて、実際の例としては、本当は一緒に住んでいるのに、一緒に住んでいないと申告するケースが多いです。

「あれ?実際に住んでいる人より少ない人数で申請すると、生活保護費が少なくなってしまい、生活保護受給者にとってはマイナスしかないから悪用例とは言えないのでは?」と思った方が多いのではないでしょうか。

確かに、申告する世帯員が減れば生活保護費の支給金額が減るため、生活保護受給者にとってマイナスでしかないように見えます。

しかし、その生活保護の申請から外れた方が働いている場合は、話が変わります。

例えば3人世帯の場合、月30万円の収入があれば、本来であれば生活保護費を受給する必要がありません。

しかし、その月30万円稼ぐ人を申請者から外せば、無収入の2人世帯となり、その2人は生活保護を受給することができます。

結果、その3人世帯は月30万円の収入に加えて、2人分の生活保護費を受給することができます。

もちろん、不正受給に該当するため、一緒に住んでいることが発覚すれば、ペナルティとして、今まで払ってきた生活保護費が徴収されることになります。

しかし、まず発覚することがありません。

なぜなら、一緒に住んでいるかどうかを証明することがケースワーカーにはできないからです。

ケースワーカーは訪問調査によって、生活実態を把握します。

訪問調査
生活保護を申請すると訪問調査が行われます。 調査内容について詳しく説明しています。

しかし、訪問調査ができる時間には制限があり、午後5時以降は生活保護受給者の承諾なしには訪問調査をすることができません。

現状の調査権限では不正受給を防ぐことができません
調査権限があるのでは? 福祉事務所は生活保護法第29条を根拠に資産及び収入等について 関係機関に対して調査する権限があります。 「調査権限」と言われると警察が行うような強制捜査ができる イメージをお持ちの方もいると思います。 官公署等に対し...

そのため、毎回訪問時に一緒にいたとしても、「たまたま来ているだけ」「夜は家に帰っている」等と言われると、ケースワーカーは何も言えませんし、どうすることもできません。

このように世帯員数を誤魔化すことは非常に悪質な悪用例ですが、まずバレないため、最も悪用例として多く、生活保護や児童扶養手当等を得るために、本当は一緒に住んでいるのに、わざわざ離婚届を出して、偽装離婚する方もいるくらいです。

児童扶養手当
生活保護受給中に児童扶養手当を得た場合の取扱いについて詳しく説明しています。
生活保護受給中の離婚や離婚後に生活保護を受給する場合の取り扱いについて
生活保護受給中は離婚することができないのでは?と思っている人がいますが、実は生活保護受給中でも離婚することはできます。 生活保護の条件として、「生活保護受給中に離婚してはいけない」なんてものはありません。 同様に、「離婚を理由に生活保護を申...

これに関しては、法律を改正するか、厚生労働省の考え方を変えるかしかなく、現場のケースワーカーでは、どうすることもできません。

生活保護の悪用例は不正受給だけではない

上記で紹介した3つの悪用例は、収入や資産があるのに黙っていたことに該当するため、もしも発覚した場合は不正受給となり、今まで支払った生活保護費は徴収金として徴収されてしまいます。

しかし、生活保護の悪用例は不正受給に限りません。

つまり、一般的な感覚としては明らかに不正受給と思われるものであっても、生活保護制度上、全く問題はなく、何ら罰則もない悪用例があります。

下記では、生活保護制度上では不正受給に該当しない生活保護の悪用例について、ご紹介します。

健康で働けるのに、わざと働かない

不正受給とならない生活保護の悪用例の1つ目は健康で働けるのに、わざと働かずに生活保護を受給することです。

Q 健康でわざと働かない生活保護受給者を役所はなぜ働かせないの?
Q 健康でわざと働かない生活保護受給者を役所はなぜ働かせないの? A 生活保護受給者は職業選択の自由で守られているからです。 「病気や障害等があって生活保護を受給しているのはわかる。しかし、特段病気や障害もなく、至って健康な人が、なぜ生活保...

一昔前は、健康で働ける人は生活保護を受給することができませんでした。

しかし、現在は、働けないのは、本人の責任だけでなく、不景気と言う社会的な責任もあることから、生活保護の条件が緩和され、世帯の収入があるかないかだけで判断されるようになりました。

生活保護の条件はたった1つ!
生活保護は最後のセーフティネットと呼ばれており、 生活に困窮された人のための、最後の救済措置です。 生活保護とは 資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、 困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を...

そのため、本当は働くことができるのに、わざと働かずに生活保護を受給する人が最近は増えています。

もちろん、ケースワーカーは生活保護受給者に対して就労指導を行いますが、職業選択の自由で守られているため、本人が嫌がる仕事を強制することができません。

就労指導ってどんなことするの?
一昔前までは健康なのに就職できないのは、個人の責任と見なされていたため 生活保護の条件を満たせず生活保護を受給することができませんでした。 しかし、時代は変わり、不景気となったため就職できないことを個人だけの 責任で片付けることができなくな...

確かに、強制労働させることは問題があると思いますが、生活保護受給者は職業選択の自由を盾に「そもそも働きたくない」とあらゆる仕事を拒否することが出来てしまいます。

そして、現在、若者で生活保護を受給している方の多くが、この職業選択の自由を悪用して、働けるのに働かずに生活保護を受給し続けているのが現状です。

生活保護は20代でも受給できる?20代の場合の条件や金額、注意点等について
20代と言うと、若く健康で、これから社会に出て仕事をしていく年代でもあることから、生活保護を受給できないのでは?と思う方が多いのではないでしょうか? 結論から言いますと、実は生活保護は20代でも受給することができます。 しかも、病気や障害等...

特に田舎の地域は、就職先がなく、あっても工場勤務やスーパー等の接客業等、敬遠されがちな仕事しかないことから、生活保護を悪用する方が増えつつあります。

生活保護の審査が甘い自治体はある?受けやすい自治体の特徴とは?
「〇〇市役所は生活保護の審査が厳しいから、やめた方が良い。」 「□□市役所は生活保護の審査が甘いからオススメ!」 と言ったウワサを聞いたことがあるのではないでしょうか? では、実際に自治体によって生活保護の審査が甘い、もしくは厳しい自治体は...

自動車やバイクを他人名義にして利用する

不正受給とならない生活保護の悪用例の2つ目は自動車やバイクが禁止されているのに、他人名義にして利用することです。

生活保護を受給すると、多少の制限が掛かります。

生活保護受給者がしてはいけないことは?罰則などはある?
生活保護の受給を開始すると、様々な制限や義務が発生します。 例えば ・所有してはいけないものがある ・収入申告書を提出しなければいけない ・ケースワーカーによる訪問調査数ヶ月に1回ある などなど、多数あります。 一度にすべてを説明することは...

その制限の中には自動車やバイクの所有・利用の禁止が含まれています。

生活保護の自動車の取り扱いは?自動車は処分しなければいけない?
生活保護受給者が自動車を所有している場合の取扱いについて詳しく説明しています。
生活保護のバイクの取り扱いは?バイクを処分しなければいけない?
バイクを所有している方が生活保護を申請しようとする場合、バイクの取り扱いはどうなるのか? 所有・利用できるのか?処分しなければいけないのか? また、生活保護受給中の方が買い物や通院のためにバイクを購入することは可能なのか? 気になるところだ...

自動車やバイクの所有・利用が禁止されている理由は、駐車場代やガソリン代、保険代などの各種維持費が掛かるからです。

その中で特に問題なのは、保険代で、大抵の生活保護受給者は、この保険代を節約します。

つまり、自賠責保険にしか加入せず、任意保険には入りません。

すると、どうなるかと言うと、生活保護受給者が人身事故を起こしたとしても、自賠責保険分しか相手方には支払われず、しかも、仮に数億円の賠償を請求されたとしても、生活保護受給者には支払い能力がないことから、事故を起こされた方は泣き寝入りするしかありません。

これらの理由により、生活保護受給者は自動車・バイクの理由を禁止されているため、本人名義で所有・利用していた場合は、ケースワーカーが処分するように指導指示を行います。

しかし、中には「自動車やバイクがないと生活保護受給者が可愛そうだ」と名義を貸す方がいます。

名義が違えば、生活保護受給者の所有物ではないため、ケースワーカーは指導指示をすることはできません。

このように生活保護受給者自身にしか指導指示ができないことを悪用して、生活保護を受給しながら不正に自動車やバイクを乗り回す生活保護受給者が中にはいます。

生活保護の悪用例を通報した場合の取り扱い

一般の方が生活保護の悪用例を見つけて福祉事務所に通報しても、基本的には素っ気ない対応を受けると思います。

なぜなら、生活保護を受給しているかどうかは個人情報のため、福祉事務所は何も伝えることができないからです。

同じ理由で、もしもその通報内容が事実で対応する場合でも、その経過や結果どうなったかについて、通報者に対して一切の情報を提供することはできません。

しかし、通報があり、その情報が事実であり、不正受給等、然るべき対応が必要な場合は、必ず福祉事務所は対応するため、生活保護の悪用例を見つけた場合は「以前電話したときも素っ気なかった。」と腐らずに連絡をしていただけたらと思います。

ただし、上記でも紹介したように、不正受給には該当しない、生活保護法上問題のない悪用例も多々存在します。

それらの悪用例については、残念ながら通報されても福祉事務所の権限では、どうすることもできません。

生活保護がパチンコしてたら通報・密告するべき?どう対応される?
「生活保護費は私たちが払った税金から出ているのに、そのお金でパチンコやギャンブルをするなんて許せない!すぐにやめさせるように指導してほしい!」と言うお声をよく聞きます。 しかし、実際に生活保護受給者がパチンコやギャンブルをしている現場に遭遇...

まとめ

生活保護の悪用例には一体どんなものがあるのか?悪用した場合のペナルティはどうなるのか?等について、ご説明させていただきました。

上記をまとめると

  • 収入があるのに申告しない場合は不正受給となり、発覚した場合はペナルティとして過去に支給した生活保護費を徴収される
  • タンス預金や証券等のすぐに現金化できるものを隠し持っている場合も発覚した場合は不正受給となり、ペナルティとして過去に支給した生活保護費を徴収される
  • 世帯員数を誤魔化していた場合も発覚すれば不正受給となるため、生活保護費を徴収されるが、現在の福祉事務所の権限では世帯員数を誤魔化されたどうかを調査することはできない
  • 働けるのに、わざと働かないことは生活保護の悪用例ではあるが、不正受給ではなく、現状の生活保護上、問題はない
  • 生活保護を受給すると自動車やバイクを所有・利用することができないが、他人名義であれば所有・利用することができ、ケースワーカーもどうすることもできない
  • 生活保護の悪用例を通報しても素っ気ない態度を取られ、経過や結果報告を受けることもできないが、不正受給に関する情報であればキチンと指導等をしてくれる

となります。

その他、生活保護の不正受給に関する様々な疑問については、下記にまとめてありますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

https://seikathuhogomanabou.com/category/fuseijukyu/

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