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【2025年最新】生活保護費の計算方法|いくらもらえる?世帯別シミュレーションで徹底解説

支給関係
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「生活保護を申請したら、実際いくらもらえるの?」「自分の場合はどう計算すればいい?」生活保護費の金額について、このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

生活保護費は最低生活費から収入を引いた差額が支給されます。

生活保護の最低生活費とはいくら?最低生活費の計算方法は?
よく生活保護制度の中で、「最低生活費」と言う単語を聞くと思います。それもそのはず、生活保護の条件が「世帯の収入が最低生活費以下であること」なので、最低生活費が非常に重要な指標となります。しかし、ケースワークの現場でも、実際によく使う言葉なん...

2025年10月からは物価高騰対策として特例加算が月額1,500円に引き上げられ、単身世帯で月10万円〜13万円、母子家庭で月19万円〜24万円が目安となっています。

この記事では、生活保護費の計算方法を初心者の方にもわかりやすく解説し、世帯別・地域別の具体的なシミュレーションを豊富に紹介します。

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  1. 生活保護費の基本的な計算式
    1. シンプルな計算式
    2. 計算例(イメージ)
    3. 最低生活費を上回る場合
  2. 最低生活費の内訳を理解しよう
    1. 生活扶助|日常生活に必要な費用
      1. 第1類|個人単位の経費
      2. 第2類|世帯単位の経費
    2. 住宅扶助|家賃に相当する費用
    3. その他の扶助
  3. 級地制度|地域によって金額が違う理由
    1. 級地とは?
    2. 級地による金額の違い
    3. 自分の地域の級地を調べる方法
  4. 【世帯別】生活保護費の計算シミュレーション
    1. ケース1: 単身世帯(65歳・東京都23区)
    2. ケース2: 単身世帯(40歳・地方都市)
    3. ケース3: 高齢者夫婦(70歳・65歳・東京都23区)
    4. ケース4: 母子家庭(母35歳・子10歳・東京都23区)
    5. ケース5: 4人家族(父40歳・母38歳・子12歳・10歳・大阪市)
    6. 級地別比較表|単身世帯(65歳)
  5. 収入がある場合の計算方法
    1. 収入の種類
    2. 基礎控除|働いている場合の特例
    3. 収入がある場合のシミュレーション
  6. 加算制度|追加でもらえるお金
    1. 母子加算
    2. 児童養育加算
    3. 障害者加算
    4. 介護施設入所者加算
    5. 在宅患者加算
    6. 妊婦加算
    7. 冬季加算
  7. 2025年の最新改正|特例加算の増額
    1. 特例加算とは
    2. 対象者
    3. 支給期間
  8. よくある質問
    1. Q1: 生活保護費はいつ振り込まれますか?
    2. Q2: 生活保護費から税金は引かれますか?
    3. Q3: 年金をもらっていても生活保護は受けられますか?
    4. Q4: 働きながら生活保護を受けることはできますか?
    5. Q5: 生活保護費の計算は誰がしますか?
    6. Q6: 持ち家があっても生活保護は受けられますか?
    7. Q7: 生活保護費で貯金はできますか?
    8. Q8: 生活保護費は毎年変わりますか?
  9. まとめ:生活保護費の計算式は簡単だが世帯によって異なる
    1. 生活保護費の計算|重要ポイント
    2. 正確な金額を知るには
    3. 最後に

生活保護費の基本的な計算式

シンプルな計算式

生活保護費の計算は、以下のシンプルな式で表されます。

生活保護費 = 最低生活費 – 収入

最低生活費とは厚生労働省が定める「健康で文化的な最低限度の生活」を送るために必要な金額のことです。

【2025年版】生活保護の受給資格とは?収入基準・最低生活費の計算方法をわかりやすく解説
生活保護の受給資格は世帯状況によって異なります。このページでは具体例を挙げて受給資格について説明しています。

収入とは働いて得た給与だけでなく、年金、児童扶養手当、失業保険、仕送りなど、あらゆる収入が含まれます。

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計算例(イメージ)

ケース1: 収入がない場合

  • 最低生活費: 13万円
  • 収入: 0円
  • 生活保護費: 13万円

ケース2: 収入がある場合

  • 最低生活費: 13万円
  • 収入: 5万円(年金)
  • 生活保護費: 8万円

このように、収入が少なくても最低生活費に満たない場合は、その差額が支給されます。

最低生活費を上回る場合

もし収入が最低生活費を上回っている場合、生活保護は受給できません。

ケース3: 収入が最低生活費を上回っている場合

  • 最低生活費: 13万円
  • 収入: 15万円
  • 生活保護費: 0円(受給不可)

最低生活費の内訳を理解しよう

最低生活費は、以下の要素を合計して算出されます。

最低生活費 = 生活扶助 + 住宅扶助 + その他の扶助

生活扶助|日常生活に必要な費用

生活扶助は、食費、光熱費、被服費など日常生活に必要な費用をカバーします。

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生活扶助は第1類第2類に分かれています。

第1類|個人単位の経費

食費や被服費など、個人にかかる経費です。年齢によって金額が異なります。

年齢別の基準額(1級地-1の場合)

年齢 月額(円)
0〜2歳 22,790
3〜5歳 28,640
6〜11歳 37,030
12〜17歳 44,900
18〜19歳 44,080
20〜40歳 42,520
41〜59歳 41,010
60〜64歳 38,960
65〜69歳 37,590
70〜74歳 35,410
75歳以上 34,060

世帯に複数人いる場合、全員分を合計した後に逓減率を掛けます。

逓減率

  • 1人世帯: 1.0(100%)
  • 2人世帯: 0.855(85.5%)
  • 3人世帯: 0.785(78.5%)
  • 4人世帯: 0.745(74.5%)
  • 5人世帯: 0.725(72.5%)

※世帯人数が増えるほど1人あたりの費用が抑えられるため逓減率が設定されています。

第2類|世帯単位の経費

光熱費や家具家電購入費など、世帯全体にかかる経費です。

世帯人数別の基準額(1級地-1の場合):

世帯人数 月額(円)
1人 45,160
2人 50,900
3人 56,310
4人 58,720
5人 61,130

住宅扶助|家賃に相当する費用

家賃、間代、地代、敷金等が対象です。

生活保護の住宅扶助とは?住宅扶助の基準額や上限額についてわかりやすく解説
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実際の家賃額が支給されますが、上限額が設定されています。

主要都市の住宅扶助上限額(単身世帯)

地域 上限額(円)
東京都23区 53,700
大阪市 40,000
名古屋市 37,000
札幌市 36,000
福岡市 37,000

※地域によって細かく住宅扶助の上限額は設定されているため、お住まいの上限額を知りたい場合は福祉事務所に確認してください。

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その他の扶助

生活状況に応じて以下の扶助が追加されます:

  1. 教育扶助: 義務教育の学用品費など
  2. 医療扶助: 医療費(全額補助)
  3. 介護扶助: 介護サービス費(全額補助)
  4. 出産扶助: 出産費用
  5. 生業扶助: 就労に必要な技能習得費用
  6. 葬祭扶助: 葬儀費用

級地制度|地域によって金額が違う理由

級地とは?

全国の市町村は、物価水準に応じて1級地、2級地、3級地に分類されています。さらに各級地内で1、2に細分化されます。

級地の分類

  • 1級地-1: 物価が最も高い(東京23区、大阪市など)
  • 1級地-2: 物価が高い(横浜市、京都市など)
  • 2級地-1: 物価が中程度(仙台市、広島市など)
  • 2級地-2: 物価がやや低い(郡部など)
  • 3級地-1: 物価が低い(地方都市)
  • 3級地-2: 物価が最も低い(町村部)

級地による金額の違い

同じ世帯構成でも、住んでいる地域によって支給額が大きく変わります。

単身世帯(60歳)の生活扶助の比較

級地 生活扶助 差額
1級地-1 約80,000円 基準
2級地-1 約75,000円 -5,000円
3級地-1 約70,000円 -10,000円
3級地-2 約66,000円 -14,000円

都市部と地方では月約1万円〜1.5万円の差が出ます。

自分の地域の級地を調べる方法

  1. 厚生労働省のウェブサイトで「級地一覧」を検索
  2. お住まいの市町村名で検索
  3. 福祉事務所に問い合わせる

【世帯別】生活保護費の計算シミュレーション

ケース1: 単身世帯(65歳・東京都23区)

世帯構成: 65歳・男性・単身・収入なし

計算

  • 第1類: 37,590円
  • 第2類: 45,160円
  • 特例加算: 1,500円
  • 生活扶助合計: 84,250円
  • 住宅扶助: 53,700円(上限)
  • 最低生活費: 137,950円

収入: 0円

生活保護費: 137,950円

ケース2: 単身世帯(40歳・地方都市)

世帯構成: 40歳・女性・単身・2級地-1

計算

  • 第1類: 39,260円(2級地-1の調整後)
  • 第2類: 41,670円(2級地-1の調整後)
  • 特例加算: 1,500円
  • 生活扶助合計: 82,430円
  • 住宅扶助: 35,000円
  • 最低生活費: 117,430円

収入: 年金50,000円

生活保護費: 67,430円

ケース3: 高齢者夫婦(70歳・65歳・東京都23区)

世帯構成: 70歳・男性、65歳・女性・夫婦2人・収入なし

計算

  • 第1類: 夫35,410円 + 妻37,590円 = 73,000円
  • 逓減率: 73,000円 × 0.855 = 62,415円
  • 第2類: 50,900円
  • 特例加算: 1,500円 × 2人 = 3,000円
  • 生活扶助合計: 116,315円
  • 住宅扶助: 64,000円(2人世帯上限)
  • 最低生活費: 180,315円

収入: 年金合計120,000円

生活保護費: 60,315円

ケース4: 母子家庭(母35歳・子10歳・東京都23区)

世帯構成: 35歳・母親、10歳・子ども・母子2人世帯

計算:

  • 第1類: 母42,520円 + 子37,030円 = 79,550円
  • 逓減率: 79,550円 × 0.855 = 68,015円
  • 第2類: 50,900円
  • 特例加算: 1,500円 × 2人 = 3,000円
  • 生活扶助合計: 121,915円
  • 母子加算: 23,260円
  • 児童養育加算: 10,190円
  • 生活扶助合計: 155,365円
  • 住宅扶助: 64,000円
  • 教育扶助: 約2,600円
  • 最低生活費: 221,965円

収入: 児童扶養手当44,000円、児童手当10,000円

生活保護費: 167,965円

ケース5: 4人家族(父40歳・母38歳・子12歳・10歳・大阪市)

世帯構成: 4人家族・1級地-1(大阪市)

計算

  • 第1類: 父42,520円 + 母42,520円 + 子①44,900円 + 子②37,030円 = 166,970円
  • 逓減率: 166,970円 × 0.745 = 124,393円
  • 第2類: 58,720円
  • 特例加算: 1,500円 × 4人 = 6,000円
  • 基本生活扶助: 189,113円
  • 児童養育加算: 10,190円 × 2人 = 20,380円
  • 生活扶助合計: 209,493円
  • 住宅扶助: 50,000円(4人世帯)
  • 教育扶助: 約5,200円(2人分)
  • 最低生活費: 264,693円

収入: アルバイト80,000円、児童手当20,000

生活保護費: 164,693円

級地別比較表|単身世帯(65歳)

地域例 級地 生活扶助 住宅扶助 合計
東京23区 1-1 84,250円 53,700円 137,950円
横浜市 1-2 81,500円 52,000円 133,500円
札幌市 2-1 77,000円 36,000円 113,000円
地方都市 3-1 70,000円 30,000円 100,000円

収入がある場合の計算方法

収入の種類

生活保護費の計算で「収入」として扱われるものは多岐にわたります。

収入に含まれるもの:

  • 給与・賞与
  • 年金(国民年金、厚生年金、遺族年金等)
  • 児童扶養手当
  • 失業保険
  • 退職金
  • 仕送り
  • 養育費
  • 保険金
  • 不動産収入
  • その他あらゆる収入

基礎控除|働いている場合の特例

アルバイトやパートで働いて収入を得ている場合、基礎控除が適用され、収入の一部が控除されます。

生活保護における給料収入の取り扱いは?収入申告しないとどうなる?
生活保護受給中に給与収入を得た場合の取扱いについて詳しく説明しています。

基礎控除額(月額)

収入額 控除額
0〜22,000円 収入の30%
22,001〜78,000円 6,600円+超過分の15%
78,001円以上 15,000円+超過分の5%

計算例: 月収50,000円の場合

  • 22,000円までの控除: 6,600円
  • 超過分28,000円の15%: 4,200円
  • 合計控除額: 10,800円
  • 収入認定額: 50,000円 – 10,800円 = 39,200円

収入がある場合のシミュレーション

ケース: 単身世帯(40歳・東京都23区)・アルバイト収入あり

最低生活費: 138,000円

アルバイト収入: 80,000円

基礎控除の計算

  • 22,000円までの控除: 6,600円
  • 超過分58,000円の15%: 8,700円
  • 合計控除額: 15,300円

収入認定額: 80,000円 – 15,300円 = 64,700円

生活保護費: 138,000円 – 64,700円 = 73,300円

実際の手取り: 80,000円(給与) + 73,300円(生活保護費) = 153,300円

働いて収入を得ることで、生活保護費のみの場合より生活水準が上がります。

生活保護を受けながらいくらまで働ける?稼げる収入の目安はいくら?
仕事をしていると生活保護を受給することができない、とよく勘違いされていますが、生活保護を受けながら仕事をすることはできます。しかし、そこで問題になるのが、いくらまでなら生活保護を受給しながら働くことができるのか?と言う点だと思います。そこで...

加算制度|追加でもらえるお金

母子加算

ひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)に支給される加算です。

母子加算
生活保護受給中の世帯がひとり親家庭の場合、母子加算が支給されます。名称は母子加算ですが、父子家庭でも母子加算はつきます。このページでは母子加算の要件や金額等について詳しく説明します。

母子加算額(1級地-1の場合):

児童数 月額(円)
1人 23,260
2人 26,670
3人以上 +3,410/人

児童養育加算

18歳まで(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の児童を養育している場合に支給されます。

児童養育加算
児童養育加算の要件や金額等について詳しく説明しています。

児童養育加算額

  • 1人あたり: 月額10,190円

障害者加算

障害者手帳を所持している場合に支給されます。

生活保護の障害者加算とは?金額はいくら増える?
障害者加算の要件や金額等について詳しく説明しています。

障害者加算額(1級地-1の場合):

等級 月額(円)
1級・2級 26,810
3級 17,870

介護施設入所者加算

特別養護老人ホームなどの施設に入所している場合

  • 月額9,800円

在宅患者加算

在宅で長期療養が必要な場合

  • 月額13,270円

妊婦加算

妊娠6ヶ月以上の妊婦:

  • 月額9,140円
妊婦加算
妊婦加算の要件や金額等について詳しく説明しています。

冬季加算

11月〜3月に支給される暖房費

冬季加算
冬季加算とは、その名の通り冬季に掛かる灯油代や暖房代等の支出に対応するために加算されるものです。そのため、通称「灯油代」又は「暖房代」と呼ばれることがあります。北海道や東北等の寒い地域では、加算額が大きいですが、九州等の温かい地域では加算額...
  • 北海道: 月額約12,000円〜13,000円
  • 東北地方: 月額約5,000円〜8,000円
  • 東京: 月額約2,000円〜3,000円

2025年の最新改正|特例加算の増額

特例加算とは

物価高騰による生活費の増加に対応するため、2023年度から導入された時限的な加算です。

改正の経緯

  • 2023年度: 月額1,000円
  • 2024年度: 月額1,000円(継続)
  • 2025年10月〜: 月額1,500円(500円増額)

対象者

生活保護を受給しているすべての人が対象です。

支給額

  • 1人あたり月額1,500円
  • 世帯員全員に支給

具体例

  • 単身世帯: 1,500円
  • 2人世帯: 3,000円
  • 4人世帯: 6,000円

支給期間

2025年10月から2026年度末まで(2年間の時限措置)となっています。

2026年後以降については、今後の法改正によって変わってきます。

よくある質問

Q1: 生活保護費はいつ振り込まれますか?

A: 毎月1日〜5日頃に振り込まれます(自治体により異なります)。

支給日が土日祝日の場合は、直前の平日に振り込まれることが多いです。正確な支給日は、お住まいの地域の福祉事務所にご確認ください。

Q 生活保護費の支給日はいつ?定例支給と追加支給の支給日を紹介
生活保護の受給が開始されると、生活保護費が支給されるようになります。では、いつ生活保護費が支給日されるのか?気になりますよね。実は、生活保護費の支給日は、生活保護費の支給方法や支給月、福祉事務所によって変わってきます。そこで、このページでは...

Q2: 生活保護費から税金は引かれますか?

A: いいえ、生活保護費は非課税です。

生活保護費には所得税も住民税もかかりません。また、国民健康保険料や介護保険料も免除されます。

【保存版】生活保護受給で国民健康保険料はどうなる?免除の仕組み・手続き方法・未払い分の扱いを徹底解説
生活保護受給中は国民健康保険料が免除されます。手続き方法や免除内容について詳しく説明しています。

Q3: 年金をもらっていても生活保護は受けられますか?

A: はい、受けられます。

生活保護は年金があっても受けられる?年金収入の取り扱いは?
生活保護受給中に年金収入を得た場合の取扱いについて詳しく説明しています。

年金額が最低生活費を下回っている場合、その差額が生活保護費として支給されます。

例:

  • 最低生活費: 13万円
  • 年金: 6万円
  • 生活保護費: 7万円

Q4: 働きながら生活保護を受けることはできますか?

A: はい、可能です。

働いて得た収入のうち、基礎控除を差し引いた金額が収入として認定されます。働いた方が生活保護費のみより手取りが増えるため、就労は推奨されています。

生活保護は働きながらでも受給できるの?仕事で得た収入の取り扱いは?
「生活保護を受けながら仕事はできない!」「生活保護受給中は働いたら駄目!」「働きだしたら生活保護がすぐに廃止させられる!」と言ったデマを時々信じている方がいらっしゃいますが、それらはハッキリ言って嘘です。生活保護を受けながら仕事はできる生活...

Q5: 生活保護費の計算は誰がしますか?

A: 福祉事務所のケースワーカーが計算します。

ケースワーカーとは?仕事内容は?
生活保護受給者には、必ずケースワーカー(CW)と言う担当の人がつきますが、このケースワーカーとは、そもそも何者なのか?どういう仕事をするのか?よくわからないと思います。そこで、このページではケースワーカーはどうい人なのか?仕事内容は?など、...

申請者が自分で計算する必要はありません。ただし、大まかな金額を知りたい場合は、インターネット上の生活保護費計算ツールを利用することもできます。

Q6: 持ち家があっても生活保護は受けられますか?

A: 条件次第で受けられる場合があります。

生活保護は持ち家があっても受けられる?持ち家がある時の取り扱いは?
生活保護は、あらゆる資産を活用し、それでも生活に困窮する場合に受給することができます。では、持ち家等の不動産を所有している場合は、生活保護を受けることができないのでしょうか?確かに持ち家等の不動産は資産のため、生活保護を受けられないと思いこ...

売却価値が低い、ローンが完済しているなどの条件を満たせば、持ち家を保有したまま受給できることがあります。ただし、住宅扶助は支給されません(固定資産税や修繕費は別途相談可能)。

Q7: 生活保護費で貯金はできますか?

A: 原則として認められていません。

生活保護は「最低限度の生活」を保障する制度のため、貯金ができるほどの余裕があると判断されると、支給が減額または停止される可能性があります。

ただし、冠婚葬祭費用や子どもの進学費用など、正当な理由がある場合の少額の積立は認められることがあります。

預貯金
生活保護受給者に預貯金がある場合の取扱いについて詳しく説明しています。

Q8: 生活保護費は毎年変わりますか?

A: 5年に1度見直されますが、臨時の改定もあります。

物価や賃金の変動に応じて、随時調整されることがあります。2025年は物価高騰に対応した特例加算が増額されました。

まとめ:生活保護費の計算式は簡単だが世帯によって異なる

生活保護費の計算|重要ポイント

1. 基本的な計算式

生活保護費 = 最低生活費 – 収入

2. 最低生活費の構成

  • 生活扶助(第1類+第2類)
  • 住宅扶助
  • その他の扶助(教育、生業、医療、介護等)

3. 地域による違い

  • 1級地-1(都市部): 最も高い
  • 3級地-2(町村部): 最も低い
  • 単身世帯で月1万円〜1.5万円の差

4. 世帯別の目安額(収入なしの場合)

  • 単身世帯: 月10万円〜13万円
  • 高齢者夫婦: 月15万円〜18万円
  • 母子家庭(母+子1人): 月19万円〜24万円
  • 4人家族: 月26万円〜30万円

5. 収入がある場合

  • 基礎控除が適用される
  • 働いた方が手取りが増える仕組み

6. 加算制度

  • 母子加算: 月2.3万円〜
  • 児童養育加算: 月1万円/人
  • 障害者加算: 月1.8万円〜2.7万円
  • 冬季加算: 月2千円〜1.3万円

7. 2025年の改正

  • 特例加算が月額1,500円に増額
  • 2年間の時限措置

正確な金額を知るには

この記事で紹介した計算方法は目安です。正確な金額を知りたい場合は

  1. 福祉事務所に相談
    • 最も確実で正確
    • 個別の事情を考慮してもらえる
  2. オンライン計算ツールを利用
    • 厚生労働省や民間サイトで提供
    • 簡易的な目安を知ることができる
  3. 支援団体に相談
    • NPO法人などが無料相談を実施
    • 申請のサポートも受けられる

最後に

生活保護費の計算は複雑に見えますが、基本的な仕組みを理解すれば、ご自身でもおおよその金額を把握できます。

生活保護は憲法で保障された国民の権利であり、生活に困窮している方が利用すべき制度です。

「こんな金額では生活できない」と感じるかもしれませんが、医療費や介護費が全額免除される点も考慮すると、最低限度の生活は保障されています。

生活保護の受給を検討されている方は、まずはお住まいの地域の福祉事務所に相談することから始めてください。

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