ケースワーカーの持ち件数は80件程度(80世帯です。人数で言うと140人くらいかな?)
が望ましいと言われています。

しかし、公務員は人員削減により減らされ、逆に生活保護受給者は増加しているため
持ち件数はどんどん増えています。

大体100件までくるとベテランのケースワーカーでも難しいと言われています。
それもそのはず、ケースワーカーの仕事量は、かなり多く、またとても専門的です。

すぐ思いつく業務だけでも、結構なボリュームです。
まず全世帯の月々の支給額を決めなければいけません。
そして常に持っているケースはもちろん、新規申請についても各種調査が必要です。

就労支援をするため職業カウンセラーのような仕事もしますし、生活保護受給者が死亡したり
事件を起こしたら事情徴収を受けたりもしますし、心理カウンセラーみたいな仕事もありますし、
DVや育児放棄があれば関係機関と連携をとって対応したり、生活保護受給者はもちろん市民の方や病院等からの
クレーム対応をしたりしなければいけません。

これらの事は決して特殊な業務ではなく、よくある業務です。
さらに特殊な業務は山ほどあります。

知識については生活保護法はもちろん他法他施策優先のため様々な制度についても覚える必要があります。
年金、介護保険、障害者関係、社会保険、国民健康保険、雇用保険等は最低限必要です。

まあ大変です。体調を崩す人も多く(うつ病等の精神を患うことが多いです。
さらに人員が減って現場は大わらわの状態です。

今後も人員が減らされ生活保護受給者が増加すればケースワーカー当たり120件くらい持つように
なってしまうかもしれません。
そうなってしまったら、それこそ1件1件精査することができず不正受給が増えるのではないかと心配で仕方ありません。