消費税は2014年4月に5%から8%に増税されました。
2017年4月には更に10%に増税されることが確定しました。
消費税の増税により日費用品等は増額します。
そのため生活にかなりの影響を受けます。
それは生活保護受給者も例外ではありません。
消費税が増額された場合の生活保護受給者に対する影響について
このページでは紹介します。
消費税増税の影響はありません。
結論から言うと消費税が増税されても影響はありません。
生活保護は最低生活を補償する制度です。
そのため、消費税が増税されると最低生活に必要な金額も増えるため
当然生活保護費が増額されます。
年金、児童手当、児童扶養手当等は消費税が増税されたとしても
増額されることは、ほとんどありません。
給与についても同様に消費税が増額されても給与額が増額されることは
ほぼないと思います。
しかし、生活保護費は増額されます。
なので、消費税が増税されたとしても、何の影響もないと考えて問題ありません。
逆に消費税が減額された場合は、生活保護費も減額される可能性もありますが、
まあ、そのような事は、ほぼ間違いなくないと思うので、心配ありません。
生活保護費増額の時期
消費税の増税に関わらず生活保護費の支給額は年度毎に見直しをされています。
そのため今回の増税による生活保護費の増額についても4月支給分から反映されます。
実際いくら増額されるのか
消費税が増税された当初は4.2%、消費税率が3%から5%に増税された時は2.2%、
消費税率が5%から8%に増税された時は2.9%それぞれ生活保護費が増額されています。
インフレやデフレ等、物価に影響を与える、ありとあらゆるものを考慮して
最低生活費は決まります。
そのため単純に消費税の増税分が増額されるわけではありません。
ただ今回も消費税率が8%~10%に増税されているため、恐らく2%前後生活保護費が増額されるのでは
ないでしょうか。
個人的な感想
上記の内容を見ると生活保護受給者は消費税の影響も受けず、また物価が変動しても
生活保護費に反映しくれるため、かなり優遇されているように感じます。
実際に年金と比べると、かなり優遇されているとも思います。
(年金は物価による影響は考慮してくれますが、消費税の増税の影響はあまり考慮されないため。)
しかし、生活保護費の支給額は年に1度しか見直しはされません。
基本的に年度途中で物価に大幅な変動があったとしても、その変動分は支給額に反映はされません。
(第一次世界大戦後のドイツのようにお金の価値がほとんどなくなるような
ハイパーインフレが起これば年度途中でも見直しされるかもしれませんが…。)
そのため年度途中の物価変動については、給与の方が比較的反映されやすく有利です。